「ファミリースキー」場にJ-Popは流れない
WIIから出たスキーゲームのコンセプトが今の30代や40代のスキーバブル向けだという。
例えばゲレンデに流れる曲が90年代の曲だったり、ゲレンデにボーダーの姿がないというもの。
ここから考えられることは、少し前のスキー人口減は、ボーダー増加によるリスク増が引き起こしたのではないかと考えることができる。
僕はスキーをする人間だからそうではないが、一般的に旅行パックでゲレンデへ向かう若者は問答無用でボードを選択する。
なぜか?
それはボードがカッコイイと思っているからだ。
やはり人々のステレオタイプでは、スキーがスピードを競うアルペンやジャンプ。
ボードがフリースタイルを競うハーフパイプなどの若者受けする競技だとなっているようだ。
もう1つ若者がスキーを選択しない理由がある。
それはバブル期のウェアのダサさ。
しかし、安い旅行パックでは、レンタルウェアは変わらないのに、なぜ?と僕も疑問に思っていた。
レンタルスキーが未だに平板であるのに対して、ボードはみんなカービングなのだ。
ここに最大の理由があると思われる。
だから、スキー場のレンタル店はスキー客を増やしたければ、多少の在庫を処分する気構えがなければならないだろう。
年々スキー用具も進歩し、サロモンに至っては年に2回もリニューアルを出している。
ならば、カービング初期のマテリアルでもいいではないか。少しはレンタルの用具も変えていかなければスキーの未来はないだろう。
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