簡単に書評でも。
堀江さんの小説デビュー作。
タイトルは「拝金」
彼だからこそのタイトルに非常に惹かれるものがあった。
プラス、ネットやtwitterでの意見にも後押しをされ、ざっと読んだ。
個人的な話で言っても、ビジネスの世界に興味を持ったのが、このモチーフになった買収劇だったので、思い入れも強い。
ホワイトナイト関連で、俺も今では全く関わりがないというわけではないし、むしろ、堀江さんのような突き抜けた姿勢はすごく共感する。
「既得権」を持つ人たちがいかに若い芽を摘むかということだが、奇しくも今の大河の「龍馬伝」と重ね合わせてしまう。
日本人同士がいがみあっている間に外国が乗り込む。
現代では、もはや相手にされなくなる。いわゆるジャパンパッシング。
逃げ切れる層にはもはや何も期待しないが、意思決定だけは、逃げ切れない世代にいち早く移行して欲しいものだと感じるところ。
この一連の騒動に興味のあった人は必読でしょう。
☆5つ。
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