2012年5月19日土曜日

衝撃的な内容。「いのちの食べ方~Daily Our Bread」を観た。



久々に衝撃的な映画を観た。

TSUTAYAで何故か気になったパッケージ。(上のやつです)
「いのちの食べ方」Daily Our Bread

この映画はナレーションやBGMがなく、食べ物が作られ、加工されていく内容を淡々と映し出していく。

とてもよい感想のブログを見つけたので、リンクしておく。

素食な生活:いのちの食べ方
映画では、オートメーション化や分業化することの是非を問うたり、誰かを責めたりするのではなく、私たちの現状を知ることが大切だということではないかと思います。だって、今の私たちのように「つくる」ことに無能な人間が、いきなり自然の中に放り出されても、とても生きてはいけませんよね。私の母や父だって、戦前生まれで地方都市で生まれ、育ったとはいえ、自分で鶏や豚をさばけるような技術はもっていません。 ただ、私たちは、どんどん自然から死なれた生き方をしているだけに、日常の中では「いのち」をいただいている感覚を忘れてしまいます。 この映画は、食べ物は、「いのち」であったところまでたどり、 そして私たちは、他者に「いのち」から「食べ物」へ変換することの作業をほとんど委ねていることを 確認させてくれるものだと思いました。
これはまさにその通りだなと。
監督のインタビューもあった(聞きづらいやつだが)ので、見てみたが、そもそもこの監督が本作品を取るきっかけとなったのが、食品の価格がどんどん安くなっていくことだったという。そこに問題意識を感じ、工場などへの取材を開始したらしい。

僕たちは日々、「いのち」を食べることで生きているんだということを実感した。
加工の過程などは、フィクションではないがとても刺激的な内容だったので、刺激に弱い方にはオススメしないが、多くの人に見てほしい内容だったと思う。

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