2014年8月31日日曜日

株式会社ALBERTを退職しました

2012年2月の入社から2年半お世話になった株式会社ALBERTを8月末をもって退職しました。
過去に入社エントリも書いていたので、この退職エントリをもって、1つのストーリーを締めくくりたいと思います。

在籍時の外部環境



私が入社をしたタイミングでは「ビッグデータ」が今まさに国内で伸長している時期でした。この時期ではまだまだ分析業務が一般的ではなく、分析に対してコストをかけるという概念がそれほど一般的ではありませんでした。
それは、入社エントリにも認識としてありました。

株式会社ALBERTに入社しました
最近の記事で指摘があるように、分析を企業は所与のコストがかからない作業と見なす傾向があるので、分析者にとってはなかなか難しい環境が多いのですが、そこへの理解は抜群です。
先ほどのGoogleトレンドの事例を見てもわかる通り、そこから「ビッグデータ」はメディアも取り上げるバズワードとなり、そのブームに呼応するようにして、ビッグデータを扱う担当者として「データサイエンティスト」という職種の勃興もありました。

かつて、「CRM」や「データマイニング」、「データベースマーケティング」というようなワードが盛り上がった系譜を受け継いでおり、業界に長くいる方からすると、ワードを変えただけでやっている事に関してはそれほど大差はないようなものでした。

私自身、この業界には今回のブームを目論んで参入してきており、「分析力をコアとする企業」において、このブームを比較的中心に近い位置で経験できたことはとても良かったように思います。かつては外から見つめているだけでしたが、実際に当事者として関連していくことで新たな視点で見られる契機となったように思います。
そんな時期に貴重な経験をさせていただいたALBERTには大変感謝しています。

また、外部のコミュニティにおいても、積極的に関わることを自分の中では決めていました。自分の成長のためが主目的でしたが、会社のPRやリクルーティングもそのプロセスにおいて関与することもあり、少なからず貢献できたのではないかと思っています。

今後について

かつてのキャリアの中で忸怩たる思いのまま放置していたBtoC向けサービスに対する思いがずっと自身の中で燻っていました。
今後はそちらのキャリアを歩むことで、かつての挫折に終止符を打つべく邁進していきたいと考えています。

とはいえ、データ分析自体は今後も自身のキャリア軸の1つとして存在していますので、コミュニティへの関与については継続的に行っていきたいとも思います。

最後に、この2年半で関わった皆様に御礼を申し上げたいと思います。
また、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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